こんにちは。一日3時間をニコニコ動画に費やすダメ社会人、山田井ユウキです。
今日もさっそく最近流行の動画や埋もれている良動画を独断と偏見で皆さんに紹介していこうと思います。選ぶ基準はただ一つ、僕の趣味です!
ニコニコ動画が始まってから現在に至るまで、変わることなく安定した人気を維持しているカテゴリが「料理」動画です。
一言に「料理」といっても、得意料理を披露したり、ちょっと変わったオリジナル料理を作ってみたり、あるいはアニメやゲームに登場する料理を再現したりとその内容は実に様々。
今回はそんなニコニコ料理人たちの間で2008年からスタートしたお祭企画「ニコニコ料理祭」を紹介していきたいと思います。
まずはこちらの動画からどうぞ。
・「勝手に『ニコニコ動画』案内」のバックナンバーはこちら
・2010年2月5日以降の記事はこちら
材料を切るところからスタートしてなんと4分間でオムライスを完成させるという、驚異の料理動画。手際の良さ、素人目にもわかる技術の高さ、36万再生という数字も納得のすごい動画ですが、実はこれ、第1回「ニコニコ料理祭」への出品作品なのです。
「ニコニコ料理祭」とは料理カテゴリで行われているユーザー企画イベントで、主催者から提示されるテーマに沿った料理動画を、定められた期間内に投稿するというもの(ニコニコ大百科より)。コンテストではないので順位付けはせず、ニコニコ料理人たちが腕を振るった料理を皆で楽しもうという趣旨のお祭です。
ということで2008年5月1日から5日までの期間に行われた記念すべき初回のテーマは「卵を使った料理」でした。
5日間という短い期間ながら、100以上の作品が集まり盛り上がりを見せた第1回ニコニコ料理祭。その中から特に気になる作品をピックアップしてみましょう。
料理カテゴリではもはやお馴染みの人気投稿者「つくるョ」氏による動画。茶碗蒸しからチーズケーキまで、様々な卵料理を手際よく作っています。特別なことをやるわけではなく、レンジや茶碗をうまく利用したレシピは非常に実用的。家でも簡単に真似できそうなので、ぜひ参考にしてみてください。
見ているだけでお腹が減る……といえば、この「ピザ野郎の食卓」シリーズ。ザ・卵! という感じのそぼろ丼がとにかく美味しそうで食欲をそそります。それにしても肉や卵をたっぷり使ったどんぶり物って何でこんなに魅力的なんでしょうね! ダイエット中なのに! ダイエット中なのにこの動画はキツイ!
卵といえばやっぱりこれは外せない! という感じの「たまごサンド」ですが、この「歌うキッチン」シリーズの最大の特徴は動画内に流れる歌が投稿者の自作であるということ。昨年末にはメジャーデビューも果たし、6月22日にアルバムもリリースしたという彼女の透き通った声が心に染み入ります。もちろん料理動画としての完成度も高く、歌と料理の両方が楽しめるお得な動画となっています。
……さて、そんな感じでスタートした料理祭ですが、第2回から第7回まではまたいずれ取り上げるとして、次は最新の第9回「パスタを使った料理」をご紹介しましょう。
開催期間は2011年5月1日から5日。パスタさえ使っていれば、和洋中、あるいはお菓子等ジャンルを問わずOKという企画で、それだけにニコニコ動画らしいバラエティに富んだラインナップとなっています。
「ひとりぼっちのおっさん」シリーズ。……タイトルから若干の悲哀が伝わってきますが、料理動画としてのクオリティは本物。技術やセンスだけでなく、使っている材料も本格的で、オシャレかつ豪華なパスタを楽しめます。
「北海道江戸前むらさきパスタ」と題されたちょっと珍しい創作パスタ、さらにもう一品「ア・ラ・スフレ」を作るのは、「ビッグマウス厨房」シリーズ。プロの料理人である「BIG」氏によるテクニックとコメント先読みなどの軽妙なトークが楽しい、ゆるく楽しめる料理動画です。
鮭とほうれん草のクリームスパゲティというタイトルでもうすでに美味しそうなのですが、何とパスタから作るというからすごい。写真中心の編集で動画時間も3分と短く、時間のない方でもサクッとご覧いただけるお手軽作品です。こういう人のことを"料理センスが良い"というのだなと思いました。
最後はまさに"発想の勝利"と呼ぶにふさわしい動画を。タイトルの「モンブラン」で「?」となるかと思いますが、最後まで見ればどういう意味かわかるはず。こうやって見た目でも楽しめる料理って素敵ですよね。
といったところで今回はここまで。まだまだ紹介したい動画はたくさんあるのですが、後は「ニコニコ料理祭」タグからお楽しみください。
次回はいったい何がテーマになるのか。そしてどんなアイデア料理が飛び出すのか。今から楽しみです。