第四銀行は29日、新潟県内の観光業の経営支援及び地域活性化支援を行うため、「だいし観光学校」を開設すると発表した。

「だいし観光学校」では、新潟県内で宿泊業を営む意欲ある人が、自ら商品を企画し、集客するための手法を習得することを目的としている。

また、この学校を卒業した人が、地域住民や、観光業と関わりの深い農林水産業、卸・小売業、飲食店、食品製造業、運輸業など関連産業との連携を強化することで、着地型観光(※)の普及促進と県内経済の振興を目指す。

※ 観光地(=旅行者の到着目的地)が主導して、観光資源の創出や旅行商品企画、集客を行うこと

対象者は、意欲のある新潟県内の宿泊業者で、講座内容は、「旅行商品の企画方法における講義」「チラシ、ダイレクトメール、インターネット等を使った販促方法における講義」「 宿泊施設の財務と今後の事業展開に関する講義」「旅館料理に関するアドバイス」「入校した宿泊施設間における出向体験(1泊2日を予定)」となっている。

開講期間は、2011年9月~2012年9月(期間内に8講座開催)。費用は、1企業あたり年間5万円(消費税込み)となっている。