日本興亜損害保険はこのほど、今夏の電力需要抑制への取り組みとして、全国すべての拠点で8月の営業日はノー残業にするなどの節電対策を実施すると発表した。
同社は、店舗における節電対策として、総合研修センター(茨城・守谷)を一時閉鎖するほか、各店舗の執務エリアや廊下などの照明の間引き、不在エリアの消灯、空調28℃設定の徹底、パソコンの輝度の引き下げや未使用時の電源OFFの励行、プリンタやコピー機などのOA機器の使用削減、エレベータの間引き運転や電気給油設備の停止などに取り組む。
また、全拠点における勤務面での節電対策として、ポロシャツやチノパンに加え、執務室では、Tシャツやサンダルでの勤務を可とする同社版「スーパークールビズ」を実施。さらに8月は原則、全拠点において全営業日をノー残業デイ(18時一斉消灯)とするという。
同社は、これらの節電対策を実施することで、今夏の東京電力・東北電力管内の店舗などのピーク電力(使用最大電力)を、昨夏対比で15%以上削減するとしている。