あいおいニッセイ同和損害保険は28日、平時の業務・行動を見直し、生産性の向上に取り組む「エコ・レボリューション運動」の開始、および節電対策について発表した。
「エコ・レボリューション運動」では、東日本大震災で経験した損害保険会社としての社会的使命や思いを行動に変え、震災以前とは違う「より生産性の高い仕事のやり方、取り組み方、風土づくり」に全職場で取り組むという。
具体的には、仕事のスピード感の向上、社内コミュニケーションの強化、時間生産性の向上を図るほか、定時退社日の追加設定、クールビズの推進、夏季連続休暇の取得期間の拡大などを実施する。
一方、節電対策では全社統一の目標を設定し、夏季限定ではなく年間通期で、上記の「エコ・レボリューション運動」に加え、さまざまな節電対策を行う。全国共通の取り組みとして、7月~9月は室温を28℃に設定するほか、照明管の間引き(30~80%)、OA機器などの使用制限を実施し、全社で使用電力量を自社ビルでは前年対比15%以上、賃貸ビルでは同10%以上の削減に努める。
また、東京電力および東北電力管内での取り組みとして、全国共通の取り組みに加え、自社ビルにおける空調設備の間欠運転や風量調節、照明管の間引き割合の向上、エレベーターの一部停止、および一部研修所の夏季休業などにより、使用最大電力(ピーク電力)の15%以上削減に取り組むとしている。