アーク情報システムは、ハードディスク上に仮想ドライブと仮想CD/DVD/BDを作成することで、光学ドライブが備わらないノートPCなどでもコンテンツの再生を可能とする仮想化ソフト「CD 革命/Virtual Ver.12」を7月8日より発売する。「CD革命/Virtual Ver.12 Standard」の価格が9,480円、ライティングエンジンを搭載した「CD 革命/Virtual Ver.12 Professional」の価格が12,390円となる。対応OSは、Windows XP / Vista / 7。
製品は、ハードディスク上に仮想ドライブを作成し、仮想CD/DVD/BDにコンテンツをマウントできるようになり、物理的なドライブが搭載されていないノートPCなどにおいても、これらを利用できるようになる。最大23個の仮想ドライブが作成でき、かさばるCD/DVD/CDなどを持ち運ばずとも、手軽にコンテンツを呼び出せ、コンテンツの一括管理が行える、実際の盤面を痛めずに済むなどのメリットもある。また、ハードディスクやCDの中のファイルなどを集めてユーザーオリジナルの仮想CDを作成、仮想ドライブに挿入することなく音楽CDを楽しめる「FCD JUKEBOX」なども搭載する。
新バージョンとなる「CD 革命/Virtual Ver.12」では、ネットワーク上のCD/DVD/BDドライブをネットワーク上の別のPCから使用できるようになる「ODS」機能を搭載。LAN内でサーバ、クライアント関係を構築し、別のPCから光学仮想ドライブを共有できるようになる。無線LANなどでもこの仮想CDの共有は可能で、リビングにあるデスクトップをサーバに、各部屋にあるノートPCをクライアントにといった音楽や映像の楽しみからも可能になる。そのほか、再生対応フォーマットとして「.mds + .mdf」、「.mds + .iso」が追加、他社製の仮想化ソフトで作成したファイルへの対応、メイン画面を起動せずともエクスプローラー画面からの直接再生など、便利に使える新たな機能が搭載されている。