ASUSTeK Computerは、グラフィクスカードの新製品として、NVIDIA GeForce GTX 580を搭載する「MATRIX GTX580 P/2DIS/1536MD5」を発表した。カード上のボタンでいつでもGPU電圧を変更できる「TweakIt」機能など、オーバークロックに特化した独自機能が満載されている。本日より発売を開始し、店頭予想価格は62,000円前後。
オーバークロックの限界にチャレンジするユーザーに向けた独自機能が特徴。主な機能を羅列するだけでも、カード上のボタンでいつでもGPU電圧を変更できる「TweakIt」、GPUやメモリの電圧を直接計測できる計測用接点「ProbeIt」、工場出荷時の設定で起動する「Safe Mode Reset Button」、GPUの負荷に応じて色が変わる「5 Level LED Indicator」、ヒートパイプが直接GPUに接する巨大クーラー「DirectCU II」、オリジナル素材の使用で性能を高めた「Super Alloy Power」電源回路などが挙げられる。
仕様は、ストリームプロセッサ数が512基、コアクロックが816MHz(標準の772MHzからOC)、シェーダクロックが1632MHz(標準の1544MHzからOC)、メモリクロックが1002MHz(データレート4008MHz)。メモリタイプはGDDR5 SDRAMで、容量は1536MB、メモリ接続バス幅は384bit。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express (2.0) x16。出力端子はDVI-I×2、HDMI×1、DisplayPort×1で、変換アダプタとしてDVI-I→D-Sub×1を同梱する。