ヤマハは、新しい音楽インタフェースである「TENORI-ON」を、iOSアプリとして再構築した「TNR-i」を発売した。価格は2,300円。

本アプリは、岩井俊雄氏監修によるデザイン、インタフェースをはじめ、TENORI-ONの魅力を忠実に再現したiPhone / iPad用楽器アプリ。ブロックを切り替えるだけで演奏気分を満喫できるデモソングも用意する

本アプリでは、音楽知識がなくても、音を置いていく感覚で、直感的に音楽を作成することができる。16×16(横方向が時間、縦方向が音程)のマトリクスボタンが、音の出るタイミングで光り、その光が動くことで、視覚的なパフォーマンスも演出可能だ。最大16種類の音色を同時に鳴らすことができ(16レイヤー)、それぞれスコアモード / ランダムモード / ドローモード / バウンスモード / プッシュモード / ソロモードの6種類の演奏モードを割り当てられる。さらに、楽曲パターンを16種までメモリーし(16ブロック)、リアルタイムに楽曲パターンを切り替えることで、多彩な音楽表現が行える。

なお、TNR-iユーザー同士で、最大4人までのネットワーク経由のセッションを楽しむことも可能。動作環境は、iPhoneはiPhone4以降、iPod touchは4th Generation以降を推奨している。