こんにちは。一日3時間をニコニコ動画に費やすダメ社会人、山田井ユウキです。
今日もさっそく最近流行の動画や埋もれている良動画を独断と偏見で皆さんに紹介していこうと思います。選ぶ基準はただ一つ、僕の趣味です!
さて、ニコニコ動画で"ヒットした動画"の基準はどこからでしょうか。
10万再生? 50万再生? それとも毎時ランキング100位に入ったら?
様々な考え方があると思いますが、少なくともミリオン、つまり100万再生を突破した動画については"ヒットした"ととらえて間違いないでしょう。
ニコニコ動画にはそうしたミリオンを達成した動画が多数あり、中には一人で複数のミリオンを達成した人気動画投稿者も存在します。
今回はごく一部ではありますが、そんな人気ユーザーを代表的な動画と共に紹介していくことにしましょう。
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まずはニコニコ動画で活躍する歌い手であり、最近では前山田健一名義でJ-POPやアニメソングの制作も手がけているヒャダイン氏。これまでに7作ものミリオンを達成し、うち2作品はダブルミリオンというニコニコ動画を代表するヒットメーカーの一人です。特に最新作「ヒャダインのカカカタ☆カタオモイ-Cで、PV作ってみた」は、アニメ「日常」のOP曲として高い人気を得ており、今後はメジャーシーンでもより一層の活躍を見せてくれそうです。
ニコニコ大会議などではもはや定番曲ともなった「Smiling」を生み出したhalyosy氏もまた、8作品ものミリオン動画を抱える人気の歌い手。「メルト」や「ブラック★ロックシューター」といった人気曲の「歌ってみた」に加え、ボーカロイド曲の「桜ノ雨」や「Fire◎Flower」など作曲方面でもヒットを飛ばしています。
ゲーム実況者集団「ボルゾイ企画」を率いるふひきー氏は、これまでに11作品のミリオンを達成した超人気実況者。特にダブルミリオンを達成した「青鬼」実況動画では、相棒のがみ氏と共に絶妙な掛け合いを見せてくれます。
同じくゲーム実況のジャンルで活動する二人組の「幕末志士」は、ダブルミリオンが4作品、さらにそのうち2作品はトリプルミリオンという実況ジャンル屈指の人気ユーザー。代表作である「【マリオ64実況】 奴が来る 伍【幕末志士】」はなんと現在465万再生というから驚きです。
「歌ってみた」で活躍し、ニコニコ大会議をはじめとする多数のイベントにも出演するGero氏。これまでに7作品のミリオンを生み出しており、とくにふぁねる氏とコラボした「magnet」では、トリプルミリオンを突破するという快挙を達成しました。
ニコニコ動画で人気の楽曲をアレンジしメドレー形式でつないだ「組曲『ニコニコ動画』」で知られるしも氏は、同じくメドレー動画の「ニコニコ動画流星群」や「七色のニコニコ動画」など多数のヒット作品を投稿しており、なんと3作ものダブルミリオン(うち2作品がトリプルミリオン)を達成しています。最近では「組曲『ニコニコ動画』」を新しくアレンジし直した「組曲『ニコニコ動画』改」を投稿し、こちらも順調にヒットしているようです。
ボーカロイドの世界を変えたといっても過言ではない楽曲「メルト」。それを生み出したryo氏はトータルでトリプルミリオンを3作品生み出しており、現在は「supercell」として音楽活動を行っています。そちらが忙しくなってきたためか、最近はあまりニコニコ動画に投稿することもなくなって少し残念ですが、またふらっと帰ってきてくれることを期待しましょう。
ボカロPとして独自の世界観を展開するハチ氏。4作のミリオンのうちダブルミリオンとトリプルミリオンを1作ずつ抱えており、今もっとも注目されているクリエイターの一人です。
「ワールズエンド・ダンスホール」「裏表ラバーズ」「ローリンガール」という3作ものダブルミリオンを生んだボカロPの現実逃避Pことwowaka氏。しばらく投稿が止まっていましたが、今年の5月に入ってからまた投稿を再開しており、今後の活動が楽しみです。
……ということでミリオンを連発するニコニコ動画のヒットメーカーのごく一部をご紹介してきましたが、こうしてみるとやはり音楽系が強いようですね。
ニコニコ動画のヘビーユーザーにはもはや改めて語るまでもないビッグネームばかりですが、これからニコニコ動画を見てみようという初心者の方はぜひ視聴の参考にしてみてください。
勝手エヴァンジェリスト・山田井ユウキ
1980年生まれ。レビューサイト「カフェオレ・ライター」で、映画、漫画、ゲームなどを独自視点からレビューする他、「builder by ZDNet Japan」「ハリウッドチャンネル」など各種媒体で記事を連載中。どんなに忙しくても一日数時間ニコニコ動画に費やすという、社会人としてあるまじき生活を謳歌中。好きな動画ジャンルはゲーム実況、ボカロ、他エンタメ系全般。
(タイトルイラスト:3P3P) ※本コラムで紹介している動画は、作者やサイトなどの都合により削除されることもあります。あらかじめご了承ください。