浜松市制100周年記念マスコットキャラクター「出世大名 家康くん」が20日、毎日コミュニケーションズに来社し、市制100周年を迎える浜松市をPRした。
浜松市は今年度、「未来へ輝く『やらまいかスピリッツ! 』~NEXT100~」をコンセプトに市制100周年記念事業を展開。「100夢プロジェクト」として市民や地域、民間企業による150ものイベントを開催している。武将隊・鉄砲隊、全国の甲冑愛好家が参加する戦国ステージイベントを開催する「春野山城まつり」(11月19日・20日)、屋内での薪能の再現を行う「野村萬斎監修 アクトシティ能・狂言真夏の夢」(8月11日)など、ジャンルは音楽やスポーツ、演劇・文化、自然体験、地域づくりなど多岐にわたる。
徳川家康は29歳から45歳まで浜松城で過ごし、そこで江戸幕府の礎を築いた。その後、天保の改革で知られる水野忠邦をはじめ、歴代城主の多くが後に幕府の重役に出世したことから、浜松城は「出世城」とも呼ばれている。そんな徳川家康公をイメージした「出世大名 家康くん」は、「ウナギイヌ」に続く新たなマスコットキャラクターとして誕生。全国から寄せられた824作品から選ばれた。
ちょんまげには浜松の特産品であるうなぎ、着物には同じく特産品の三ヶ日みかんと"音楽のまち"をイメージしたピアノの鍵盤がデザインされている。性格は、浜松市民の何事もチャレンジしてやっていこうという進取の精神「やらまいか精神」を備え、超前向き。浜名湖うなぎのちょんまげがチャームポイントで、口癖は「浜松は日本一良いとこじゃ。」。来社した際には、「今年、浜松市は市制100周年を迎えるのじゃ。ぜひみんな、遊びにきてほしいのじゃ!」と呼びかけていた。