昭文社は、電子地図ソフト「スーパーマップル・デジタル」シリーズ最新版となる「スーパーマップル・デジタル12」を7月14日より発売する。全国版の価格が15,330円、東日本版/西日本版は各8,820円、関東甲信越版は5,880円。対応OSは、Windows XP(SP3) / Vista(32/64) / 7(32/64)。なお、同社Webサイトでは体験版も公開している。
製品はローカルPCにインストールして、多彩な機能で地図を使いこなすことを目的とするソフトでビジネス用途からレジャーまで幅広く活用することができる。Excelなどで作成された住所録データを読み込めば、地図上に自動的に反映することができる。顧客情報や売り上げなどが記されているデータであれば、そのまま棒グラフ、円グラフ、分布図などで表示でき、エリアマーケティングとしても利用できる。
「まっぷるマガジン」などの旅行ガイドブックや観光情報サイト「MAPPLE観光ガイド」で掲載されているスポット情報を直接ダウンロードし、地図に反映しルートや距離、交通料金などを割り出すことも簡単に行える。
新バージョンでは、分布図やグラフなどを地図上に取り込む際の位置精度を地番号レベルまで高める、地図描画スピードやデータベース処理のスピードを高める、住所データの400万件増加など、基本性能の向上が図られている。また、同社出版物「震災時帰宅支援マップ」の情報をダウンロード機能を利用して地図上に表示させる機能も追加されている。