ヒビノインターサウンドは、Rane製デジタルDJシステムの最新モデル「SL4 for Scratch Live」、「SL2 for Scratch Live」を発売する。発売日は6月23日。価格はSL4が9万9,800円、SL2が5万9,800円。

「SL2」は、コンパクトなボディーにシンプルな端子構成で、容易なセッティングを実現したスクラッチライブのエントリーモデル(左)、「SL4」は、USB端子×2、入出力系統×5などを装備し、多様なDJスタイルに対応するBOX型オーディオインタフェースの最上位モデル(右)

SL4は、最大24bit/96kHzでの録再生に対応。AUX含む入出力5系統などを備え、ターンテーブルまたはCDプレイヤーなどを自由に組み合わせた複雑なセット構成も可能なプロフェッショナルDJのためのオーディオインタフェース。本体前面にはUSB端子2基が搭載されており、スクラッチライブユーザー同士のDJ交代時や、2名が頻繁に入れ替わるような特殊なパフォーマンスもスムースに行える。

一方、SL2は、最大24bit、44.1/48kHzでの録再生に対応。2台のターンテーブルやCDプレイヤーを接続できるミニマムなデジタルDJシステムに必要な機能をまとめたオーディオインタフェース。2系統の入出力、USB2.0端子を装備し、同社「SL1」をベースに、ユーザーが直感的に理解しやすいよう、さらに端子やスイッチのレイアウトなどの改善が行われている。

両製品ともに、「Scratch Live バージョン2.2」が同梱。Scratch Liveソフトウェアを起動しない場合は、ASIO/Core Audio規格に対応したオーディオインタフェースとしても利用できる。さらに、映像ミックス機能を追加する同社プラグイン・ソフトウェア「Serato VIDEO-SL」にも対応する。