ismは15日、ソーラー発電機「ecotricity ECO1800S」を発売した。販売は、同社のwebサイト、または、同社の店頭などで行われている。価格は26万400円。まとまった数を発注する場合は、注文から納品までに、2週間程度必要だ。

アメリカ製のソーラー発電機「ecotricity ECO1800S」。家電製品を動かすための交流電源が利用できる

ECO1800Sは、折り畳み可能なソーラーパネルと、蓄電池ユニットを組み合わせた製品。太陽光を使用した場合、約12時間でフル充電される。また充電池ユニットには、家庭用電源から直接充電することも可能で、その場合約18時間でフル受電される。蓄電池ユニットには、DC/ACインバーターが内蔵されており、交流電源として利用することが可能だ。容量は1800W(連続使用1440W)。コンセントは5個装備。ECO1800Sは、アメリカ製で蓄電池ユニットからは120Vの交流が出力されるが、120Vから100Vへ降圧するための変圧器が付属している。なお変圧器を使用した場合、同時に使用できる電力は、最大300W。また、交流出力のほかに12Vの直流電源も利用可能。同社よると、一般的なオフィスを想定し、PCとモニター、携帯の充電、デスクライトの4つを同時に稼働させたところ、約6時間使用可能だったとのことだ。

ソーラーパネルのサイズは、622.3(W)×1086(H)×300mm(D)。質量は15kg。蓄電池ユニットのサイズは489(W)×286(H)×210(D)mm。質量は27.2kg。充電池ユニットには、鉛蓄電池が使用されている。