日本エイサーは15日、エンターテインメント指向の10.1型タブレット「ICONIA TAB A500」を発表した。7月上旬より発売する。NVIDIAのモバイルチップ「Tegra 2」を搭載し、HD動画やHDゲームをプリインストールした。価格はオープンで、店頭予想価格は39,800円。

「ICONIA TAB A500」

本体左側面

本体右側面

主な仕様は、OSがAndroid 3.0、プロセッサ(SoC)がNVIDIA Tegra 2、メインメモリ容量が1GB、ディスプレイが10.1型WXGA(1,280×800ドット)タッチスクリーン液晶、ストレージが16GBのSSD。主なインタフェースは、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 2.1+EDR、Webカメラ×2基(フロント側は200万画素、バック側は500万画素でLEDフラッシュあり)、内蔵マイク、ステレオスピーカー、SDカードリーダー、USB 2.0×1(ホスト)、マイクロUSB 2.0×1(スレーブ)、HDMI Type-D、ヘッドホン/スピーカー出力。

搭載するセンサーは、照度、加速度、ジャイロ、イーコンパス、GPS。本体サイズはW260×D177×H13.3mm、重量は約765g。

プリインストールされるゲームは、「ヒーローオブスパルタ(トライアル)」「レッツ!ゴルフ」「Need for Speed Shift」の3タイトル。また、スペシャルサイトの「acer2U」にて、アニメシリーズ「APPLESEED XIII」の全13話が順次無料配信される。

GUIとして「acer ZONE」を採用し、「ゲーム」「マルチメディア」「ソーシャル」「eReading」という4つのゾーンでコンテンツを分類・整理できる。日本語IMEには、カスタマイズされた「simeji for ICONIA TAB」を搭載し、フリック入力やスキン変更などが可能。

また、オプションで専用ドッキングステーションが用意される。ICONIA TAB A500の設置角度を2段階で調整でき、充電にも対応。ヘッドホン出力を備えるほか、リモコンが付属する。発売は7月上旬以降の予定で、価格はオープン。

専用ドッキングステーション(型番 : AD013B)