ASUSTeK Computerが発表した「Eee Pad Transformer TF101」は、液晶タブレット部分とキーボード部分の着脱機構を採用したAndroid 3.0搭載10.1型タブレットだ。タブレットとしてもノートPCとしても利用できるデザインを、高いレベルで実現しており、注目されている。このTF101の写真レポートをお届けしたい。

ドッキングしてノートPC状態

ディスプレイ部が分離しタブレット状態へ

主なスペックはこちらのリリース記事が、ほか細かい関連情報はこちらの発表会記事が詳しいが、実機写真とあわせて軽くおらいしておく。

それぞれ中央付近にドッキングコネクタが設けられていた。タブレット側単体ではこのコネクタ経由で充電を行う。なお、ドッキング時のバッテリの充電/消費の優先順位だが、充電はタブレット側が先に行われ、消費は本体側が先に行われる

OSがAndroid 3.0(※3.1へ順次アップデート予定)、プロセッサ(SoC)がNVIDIA Tegra 2、メインメモリ容量が1GB、ディスプレイが10.1型WXGA(1,280×800ドット)タッチスクリーンIPS液晶(LEDバックライト)、ストレージが約32GBのeMMC。

ドッキング時の各部写真。天板などは特殊なデザインパターンの表面処理が施されている

主なインタフェースはタブレット側がmini HDMI×1、Micro SDカードリーダ、Webカメラ(正面120万画素/背面500万画素)、モバイルキーボード側がUSB 2.0×2、SDカードリーダ。本体サイズ/重量は、タブレット側がW271×D177×H12mm/約680g、タブレットとキーボードのドッキング時で W271×D185×H28mm/約1.3kg。バッテリ駆動時間は、タブレットとキーボードのドッキング時で最長約16時間、タブレット単体でのバッテリ駆動時間は約9.5時間。

発売日は6月25日。価格は59,800円で決定している。

側面から

裏側

右側面

フロントには特にインタフェース類は無し

キーボード部。ヒンジのところにドッキングのロックがある

ドッキング時は、ディスプレイ開閉に連動して動くドック機構底側がチルトスタンドの機能も担う

タブレット時に、画面をローテンションさせたところ

付属のACアダプタ