オンキヨーは8日、CD/MDチューナーアンプシステム「FR」シリーズの2011年モデル「X-N7NX」を発表した。発売は6月24日。価格はオープンで、市場価格は4万5,000円前後と予想される。
X-N7NXは、MD/CDチューナーアンプに、ブックシェルフタイプのスピーカーを組み合わせた、定番のコンパクトコンポ。1998年にスタートしてから、このX-N7NXで13世代目となる。センターユニットは、MP3/WMAファイルの再生にも対応したCD、MDLP対応のMDデッキ、FM/AMチューナーとアンプを幅215mmコンパクトなワンボディに納めたもの。アンプの定格出力は19W×2(4Ω、1kHz、THD+N 0.4%以下)。入出力端子は、光デジタル×1/アナログ×2の音声入力端子に、アナログ×1の音声出力端子、1系統のサブウーファープリアウトを装備する。また、フロントパネルにはUSBポートも装備しており、MP3/WMA形式のファイル再生、MP3形式での録音が可能だ。スピーカーは、164(W)×282(H)×268(D)mmのブックシェルフタイプで、同社の単品スピーカーシステムでおなじみの、A-OMFモノコックウーファー(φ13cm)や、AERO ACOUSTIC DRIVEなどなども採用している。
同社によると「FRシリーズは、もはや完成形」とのことで、昨年モデル「X-N7EX」からの機能面での変更は無いが、音質面でのブラッシュアップは常に行われているとのことだ。また昨年モデルではシルバーだったスピーカーユニットのフレームが、X-N7NXではブラックに変更されている。