カシオ計算機は9日、高速ページプリンタ「SPEEDIA」シリーズの新製品として、省電力化を徹底したA4対応カラーページプリンタ「SPEEDIA V2500」を発表した。7月1日より発売する。消費電力の削減はもちろん、オフィスの消灯に合わせて電源を切る機能なども搭載した。価格は11万3,400円。
従来モデル「SPEEDIA V2000」と比較して、消費電力(TEC値)を約26%削減。本体の周囲が暗くなると電源をオフにする機能を搭載し、オフィスの消灯と連動した節電が可能。消費電力のTEC値は2.6kWh、省電力モード時は4.5W以下、最大で1,300W以下となっている。
また、両面印刷/マルチページ印刷の活用やミスプリント防止を支援するツール「簡単エコ印刷ナビ」、カーボンオフセット付き回収協力トナーなど、コスト削減や環境への配慮が高い評価を受けている。
プリント方式は半導体レーザー+乾式電子写真方式、解像度は1,200dpi×1,200dpi/2,400dpi相当×600dpi/600dpi×600dpi、プリント速度は片面印刷が毎分25枚、両面印刷が毎分25イメージ。給紙方法は3通りで、標準カセットが500枚、拡張ペーパーフィーダ給紙(オプション)が500枚、手差し給紙が100枚。
インタフェースはUSB 2.0と10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN、およびオプションの拡張無線LANボード(IEEE802.11a/b/g対応)が利用できる。本体サイズはW400×D480×H387mm、重量は約29kg。