コレガは8日、USBデバイスサーバ機能とGigabit Ethernetハブを搭載したIEEE802.11b/g/n対応の無線LANルータ「CG-WLR300GNV」と、簡易パッケージ版となる「CG-WLR300GNV-W」を発表した。発売予定と価格は、CG-WLR300GNVが6月下旬で11,025円、CG-WLR300GNV-Wが6月上旬でオープンプライス。
インターネット側となるWANポートを「つながるポート」とし、FTTHのメディアコンバータやADSLモデムとLANケーブルで接続するだけで、回線種別の判別と接続設定を自動で行う(ユーザー名とパスワードの入力が必要な場合もある)。
また、有線LANポートの状態をチェックして、使われていないポートへの電力供給を自動的に削減するパワーコントロール機能を備える。
WANポート×1と有線LANポート×4はGigabit Ethernetに対応。USBデバイスサーバ機能もあり、インタフェースはUSB 2.0×1で、プリンタ/複合機、外付け型のHDDや光学ドライブ、USBメモリなどのほか、USB接続の地デジチューナーやワンセグチューナーもネットワーク共有できる。
そのほか、接続機能のWPS、マルチSSID、マルチPPPoE、IPv6ブリッジ、VPNパススルー(PPTP/L2TP)、無線LANクライアント同士の通信を制限するワイヤレスパーティション機能などを搭載する。
本体サイズはW160×D153×H28mm、重量は294g、対応OSはWindows XP/Vista/7、Mac OS X 10.5/10.6。なお、簡易パッケージ版のCG-WLR300GNV-Wは、マニュアル、ドライバ、ユーティリティなどが付属せず、コレガのWebサイトから無償ダウンロードするようになっている。