日本マイクロソフトは6日、AES暗号化通信によってセキュリティを強化したワイヤレスキーボード/マウスのセットモデル「Microsoft Wireless Desktop 2000」を発表した。6月17日より発売する。価格は4,935円。

「Microsoft Wireless Desktop 2000」

USB接続のトランシーバーとワイヤレスキーボードの通信をAES暗号化することで、セキュリティの強化を図っている。幅広のパームレストがタイピングの疲労感を低減するエルゴノミクスデザインを採用するほか、コンテンツの再生/停止/ボリュームなどをワンプッシュで操作するメディアコントロールキーを搭載した。

また、Windows 7のタスクバーアイコンと対応する5つのボタンによって、タスクバーアイコンに並ぶアプリケーションを起動したり切り替えたりできる「Taskbar Favorites」機能に対応する。この5つのボタンは、ユーザー設定ホットキーとして利用することも可能。

キー配列は日本語109キー、キーピッチは19mm、キーストロークは3.0mm±0.4mm、接続方式は2.4GHzワイヤレス、電波受信範囲は約10m。電源は単4アルカリ乾電池×2本で、動作持続時間は約8カ月。本体サイズは約W480×D187×H29mm、重量は約684g(電池含まず)、対応OSはWindows XP/Vista/7、Mac OS X 10.4.x~10.6.x。

セットとなるマウスは、発売中の「Microsoft Wireless Mouse 2000」と同型の製品。高精度トラッキング技術の「BlueTrack Technology」を採用している。解像度は1,000dpi、読み取り速度は8,000fps、接続方式は2.4GHzワイヤレス、電波受信範囲は約10m。電源は単3アルカリ乾電池×2本で、動作持続時間は約8カ月。本体サイズは約W66×D114×H40mm、重量は約94g(電池含まず)、対応OSはWindows XP/Vista/7、Mac OS X 10.4.x~10.6.x。

「Microsoft Express mouse」の新色モデル

そのほか、2011年4月に発売されたBlueTrack Technology採用の有線マウス「Microsoft Express mouse」において、コーストブルー、ターフグリーンという新色モデルが追加された。ケーブルの根元が左側にスライドした形状と、白を基調にした本体にマウスの縁と同色のケーブルを配置したデザインが特徴。

コーストブルー

ターフグリーン

ボタン数は3(カスタマイズ可能)、左右ボタンの継ぎ目がないスタイリッシュなデザインを採用した。インタフェースはUSB、ケーブル長は0.9m、解像度は1,000dpi、読み取り速度は8,000fps。本体サイズはW61×D94×H31mm、重量は約74g。対応OSはWindows XP/Vista/7、Mac OS X 10.4.x~10.6.x。