もう間もなく、日本でいうと7日午前2時(現地時間6日午前10時)にスタートするAppleの開発者カンファレンス「WWDC 2011」でのSteve Jobs氏によるキーノートスピーチでは、Mac OS X Lion、iOS 5、iCloudに関する発表が行われる。少々気が早いが、iOS 5で新たに搭載される新機能についての情報が噂として出回っている。

MacRumorsによれば、ある読者からの投稿でiTunesのアップデートページに下記のような文言があることを発見したという。

Or if your device has Automatic Download enabled for apps, your updates will download to your device without having to sync.

つまりiPhone等で「Automatic Download」を有効にした場合、MacやPCとの同期なしに自動的に最新版のアプリへとアップデートを行うことになるということらしい。Androidではバージョン2.2のFroyo以降で実装された機能だが、現状のiOSにはこの種の機能は搭載されておらず、手動でのアップデートのみとなっている。もしこの文言どおりであれば、間もなく発表されるiOS 5以降の世代でオートアップデートが標準機能となる可能性が高い。

なおMacRumorsによれば、この情報をレポートした後に、該当する部分の文章が削除されていることが確認できたという。正式発表を待たれたい。