ダウンタウンの松本人志が監督した映画『大日本人』が米大手映画会社のコロンビア映画によってリメイクされることが5日、分かった。
初監督作『大日本人』がハリウッドでリメイクされることになった松本人志 拡大画像を見る |
同作は、2007年6月に公開され、興行収入12億円を記録。2007年の「カンヌ国際映画祭」ではプレミア上映され、2009年にはニューヨーク、ロサンゼルスをはじめ全米26都市の劇場でロングラン上映もされた。コロンビア映画は、同作のオリジナリティーあふれる作風にひかれてリメイク権を獲得したという。同社は、これまでに『ダ・ヴィンチ・コード』、『スパイダーマン』などの大作を手がけ、清水崇監督のホラー映画『呪怨』をリメイクした実績がある。
監督、キャスト、製作時期は未定だが、プロデュースを担当するのは、ウィル・スミス主演の『アイ・アム・レジェンド』(2007年)、『ワイルドスピード』シリーズ、人気ドラマ『プリズン・ブレイク』などを手がけたニール・H・モリッツで、脚本は『タイタンの戦い』(2010年)や『イーオン・フラックス』(2005年)などのフィル・ヘイとマット・マンフレディのコンビが担当することが決定した。
6月11日公開の監督最新作『さや侍』も8月に開催される「第64回ロカルノ国際映画祭」で上映されることも決まっており、世界規模で"Matsumoto Cinema"旋風が巻き起こるか、注目を集めそうだ。