映画『パラダイス・キス』が4日、公開初日を迎え、出演者の北川景子、向井理らが東京・丸の内ルーブルで舞台あいさつに立った。

映画『パラダイス・キス』の初日舞台あいさつに立った北川景子(左)と向井理 拡大画像を見る

北川は「去年の8月から3カ月という少し長めの撮影期間でしたので、今日こうして初日を迎えられて本当にうれしいです。この作品は、生きていく中で参考になるセリフがたくさん詰まっているので、新しいことへチャレンジする人に見て欲しいと思います」とあいさつ。向井は「撮影からプロモーションまでやってきましたが、今日からは皆さんの作品です」と笑顔を見せ、「撮影は暑い夏の季節でアトリエのセットは40℃もあったりしてサウナみたいで大変でした」と撮影の苦労も語った。

また、この日はサプライズで向井から北川さんに劇中で象徴的に描かれている青いバラ100本の花束が贈られた。北川は「ほんと驚きました! 真っ白で何も言えないですが、撮影から2人でずっと一緒に頑張ってきたのに最後までこんなことしていただきすみません」と感激しきりだった。

向井から「今まで撮影からプロモーションまでお疲れ様!」と北川に花束が贈られた

矢沢あいの同名漫画が原作の映画『パラダイス・キス』は、進学校に通い自分の生き方に疑問を持ち始めていた女子高生の早坂紫(北川)が、デザイナーを目指す専門学校生のジョージ(向井)と出会ったことをきっかけに、夢を追いかけるようになるという、ファッション業界を夢見る若者たちの姿を描いた青春ストーリー。