ヤマハ発動機は、幼児2人同乗基準に適合した電動アシスト自転車「PAS」の2011年モデルとして「PAS リトルモア」、「PAS ラフィーニL(Raffini L)」、「PAS ラフィーニS」の3機種を、6月30日より発売する。 価格は11万2800円から13万5800円。
今回の3機種は幼児2人同乗基準に適合したモデル。「PAS リトルモア」は前輪に22型タイヤを採用し、低重心化を実現するとともに、ハンドルの回転軸上にチャイルドシートの重心を置き、ふらつきを抑える設計とした。バッテリーは8.1Ahの大容量。 また、子どもの乗せ降ろしを安心して行なうため、ハンドルを半固定する「テモトデロック」、安定感の高い「らくらく幅広スタンド」、大型ドレスガード、新開発のスマートコントロールブレーキなども採用している。
「PAS ラフィーニ」はほぼ同じ設計ながらホイールが前後26インチとなり、チャイルドシートが別売となる。指定チャイルドシートは前後に装備できる。バッテリーは「L」 が8.1Ah、「S」が4.3Ah。
そのほか2011年モデルの共通の特徴としては、バッテリーの寿命を700~900サイクルへ延ばしたリチウムイオンの「長生きバッテリー」、バッテリー残量をパーセント表示するなど利便性を向上させた「デジタルメーター付きメインスイッチ」、バッテリーが2年、ドライブユニットは3年とという長期保証などがある。