富士生命保険は5月から、「収入保障保険」「(低解約返戻金型)終身保険」「終身医療保険」「終身がん療養保険」を組み合わせたトータルリスクマネジメント型の商品『ライフプランパック』を販売している。
富士生命では、これまで世帯主に万一のことがあった時の収入を保障する「収入保障保険」、一生涯の死亡保障を割安な保険料(同社従来型商品との比較)で提供する「(低解約返戻金型)終身保険」、先進医療や1,000種類以上の手術を支払対象にした「終身医療保険」、手厚いがん診断給付金やがん初回診断一時金を重視した「終身がん療養保険」を発売してきた。
これら4つの商品の新契約件数は2010年度で61,853件となるとともに、富士生命取扱商品の新契約件数の7割以上を占めている。
今回、初めて富士生命の商品を検討する顧客に、各々の富士生命の商品に共通した利点とコンセプトをわかりやすく伝えするため、人生設計の中で備えるべき複数の異なる保障内容と健康、医療に関するサポートを組み合わせた『ライフプランパック』を提供することにした。
大きな特長として、「収入保障保険」「(低解約返戻金型)終身保険」「終身医療保険」では、3大疾病、9つの身体障害、7つの要介護の状態になった際に、また、「終身がん療養保険」は、上皮内がんを含むがんと初めて診断確定された際に、以後の保険料の払込みを免除して保障を継続する保険料払込免除特約の付帯(「終身がん療養保険」は主契約に付保)がある。
顧客は、大きな病気などで被保険者の日常生活に支障が出るような状況になった際、以後の保険料の支払いについて心配することなく生活が送れるメリットがある。
また、保険料の免除だけではなく、病気に応じて名医と呼ばれる医師に診療予約の手配をサポートする「医師の手配・紹介サービス」と、被保険者の家族も利用可能な、医療、健康、介護、育児、メンタルヘルスの「健康医療相談サービス」も付帯しており、「病気になった際の健康の回復と、普段の生活での健康の維持、病気の予防の両面から顧客をサポートする」(富士生命)。
『ライフプランパック』の販売にあたり、富士生命では専用の試算ソフトと簡易コンサルティング用のパンフレットを用意し、コンサルティング営業を展開。さまざまな顧客のライフステージとライフスタイルをもとに、富士生命の代理店が将来の生活設計をヒアリングし、顧客が必要とするる保障内容をわかりやすく提案する機能を拡充し、同商品の拡販を図るとしている。