日本ヒューレット・パッカードは1日、「HP TouchSmart 310 PC」「HP Omni 200」「HP Omni 100」のオールインワンPC3機種をリニューアルした。いずれもプロセッサやグラフィックスを最新のものに一新するなど、基本性能を向上させている。
HP TouchSmart 310 PC
20インチのタッチパネル機能付き液晶ディスプレイを搭載する「HP TouchSmart 310 PC」は、AMDのクアッドコアCPUであるAthlon II X4 615e/620eを搭載。グラフィックスもRadeon HD4270にパワーアップしている。HP Directplusモデル/量販店モデルとも、6月下旬より販売開始。
HP Directplusモデル「310-1220jp」は、ベースモデルの価格が64,890円。主な仕様は、CPUがAMD Athlon II X4 615e(2.50GHz)、チップセットがAMD RS880M、グラフィックスがATI Radeon HD 4270(チップセット内蔵)、メモリがPC3-10600 4GB、ストレージが1TB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、ディスプレイが20インチワイド BritViewタッチスクリーン(1,600×900ドット)、OSがWindows 7 Home Premium SP1 64bit版。
量販店モデル「310-1230jp」ではCPUがAMD Athlon II X4 620e(2.60GHz)、HDD容量が2TBとなるほか、3波対応のデジタルテレビチューナーを搭載する。こちらの店頭予想価格は110,000円前後。
HP Omni 200
フルHD対応21.5インチディスプレイ搭載の「HP Omni 200」は東京生産。DirectplusモデルはCeleron E3400(2.60GHz)/Pentium E5500(2.80GHz)/Core 2 Duo E7500(2.93GHz)が搭載可能な「200-5420jp」と、Core i3-550(3.20GHz)/i5-650(3.20GHz)/i7-870(2.93GHz)が搭載できる「200-5450jp」が用意され、量販店モデルとしてPentium G6960(2.93GHz)搭載で3波対応デジタルテレビチューナーを内蔵した「200-5450jp」3年保証モデルが販売される。
HP Directplusモデルの「200-5420jp」は49,980円より、「200-5450jp」は59,850円より。量販店モデルの店頭予想価格は130,000円前後。
HP Omni 100
20インチノングレア液晶搭載の「HP Omni 100」は従来のAMDプラットフォームからIntelプラットフォームへ移行。Celeron E3400(2.60GHz)搭載の「100-6110jp」とPentium E5800(3.20GHz)搭載の「100-6130jp」がある。販売は量販店のみ。店頭予想価格は「100-6110jp」が70,000円前後からで、6月中旬より順次販売開始。
「100-6110jp」の主な仕様は、CPUがCeleron E3400(2.60GHz)、チップセットがIntel G41 Express、グラフィックスがIntel GMA X4500(チップセット内蔵)、メモリがPC3-6400 4GB(2GB×2、最大4GB)、ストレージが500GB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、ディスプレイが20インチワイド 非光沢スクリーン(1,600×900ドット)、OSがWindows 7 Home Premium SP1 64bit版。
「100-6130jp」では、CPUがPentium E5800(3.20GHz)になるほか、HDD容量が1TBとなる。