日本ヒューレット・パッカードは1日、個人向けオールインワンPCのフラグシップモデルとなる「HP TouchSmart 610 PC」を発表した。直販サイトのHP Directplusおよび量販店にて6月下旬より販売を開始する。価格は、HP Directplus向けのベーシックモデル「610-1120jp」が109,830円より、量販店向けスタンダードモデル「610-1130jp」が180,000円前後。
「HP TouchSmart 610 PC」は、タッチの操作性を高めるために最大30度まで傾斜させることが可能な「ピタゴラスイング」機構を備えた筐体を採用。長時間使用する際に肘をついたリラックスした姿勢で操作したり、あるいは立った状態で操作したりしても、スムーズに対応できる。ディスプレイは水平垂直とも178度の広視野角で、高精細。大人数で映像コンテンツを楽しむのにも適している。
プロセッサをはじめ高性能で、3波対応デジタルテレビチューナーやフルHDコンテンツをそのまま録画できる記録対応のブルーレイドライブを選択可能。Beats Audioプレミアムスピーカーなど、充実のエンターテインメント機能を備えている。
HP Directplusのベーシックモデル「610-1120jp」の主な仕様は、CPUがIntel Core i3-2100(3.10GHz)、チップセットがIntel H67 Express、グラフィックスがIntel HD Graphics 2000(CPU内蔵)、メモリがPC3-10600 4GB(2GB×2)、ストレージが1TB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、ディスプレイが23インチワイドBrightView IPS液晶(1,920×1,080ドット、タッチパネル機能付き)、OSがWindows 7 Home Premium SP1 64bit版。
3波地デジ・ブルーレイモデルの「610-1140jp」では、CPUがIntel Core i5-2310(2.90GHz)、グラフィックスがNVIDIA GeForce GT425M(1GB)、光学ドライブがブルーレイ記録ドライブとなるほか、3波対応デジタルテレビチューナーが搭載される。価格は139,860円。
また「610-1140jp」には3年間引き取り修理サービス(通常は1年間)を付けた安心3年保証プレミアムモデルも設定される。価格は149,940円。
量販店モデルはスタンダードモデルからブルーレイ記録ドライブ・3波対応デジタルテレビチューナーを搭載し、3年間引き取り修理・訪問設置サービスが付いているといった点がHP Directplusモデルと異なる。Core i3-2100搭載の「610-1130jp」とCore i5-2400搭載の「610-1150jp」が用意される。
■日本ヒューレット・パッカード 個人向けPC夏モデル(2011年6月1日発表)
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