東芝ホームアプライアンスは1日、紙パッククリーナー「VC-PG211」を発表した。発売は7月8日。価格はオープンで、市場価格は4万円前後と予想される。
VC-PG211は、昨年7月に発売したVC-PG210の後継モデル。VC-PG210は、直径18cmのメガホイールを採用した比較的大振りなモデルだったが、VC-PG211は、一般的なホイールを搭載したモデル。同社によると、今回のモデルチェンジは、コンパクトなデザインを求めるユーザーのニーズに応えるものだという。本体サイズ/質量は、VC-PG210の266(W)269(H)×377(D)mm/4.5kgから252(W)×218(H)×355(D)mm/3.4kgへと小型軽量化した。
吸い込み仕事率は、従来の最大630Wから最大610Wへと低下しているが、これはパワーの低下というよりも、フィルターの追加のため。従来機では3層構造の紙パック(VPF-7)にイチョウエキスを配合したフラボノイドフィルターという組み合わせだったが、VC-PG211では、同じ3層構造の紙パックに、ゼオライトフィルター、光触媒フィルター、フラボノイドフィルターが組み合わされ、たまったゴミの臭いも強力に取り除くことが可能だ。
ヘッドは、従来と同じ「スゴ取りイオンヘッド」を採用。フローリングへの拭き効果があり、ヘッド上部に設けられた吸い込み口より、床上30cmのハウスダストをキャッチすることも可能だ。また、赤外線により、ゴミの量を検知する「ゴミ残しまセンサー」も装備。ゴミ残しまセンサーと連動するエコモードでは、フルパワー時に比べて、最大58%の省電力運転が可能となる。