日本ヒューレット・パッカードは1日、個人向けデスクトップPCの夏モデル7機種17モデルと液晶ディスプレイ3機種を発表した。直販のHP Directplusモデルは本日より順次、量販店モデルは17日より順次、それぞれ販売が開始される。
全機種共通の特徴として、新搭載の「HP LinkUP」機能を利用したホームネットワーク上の任意のPCとのデータ共有(「HP Omni 100」を除く)、電源管理ソフト「HP Power Assistant」による自動スリープなどの節電対策などがある。
また同社では、個人向けPCを効果的に節電しながら使用するためのアイデアを紹介するWebサイト「HPのパソコンを上手に使って、賢く節電! 省エネ×ピークシフト」を立ち上げ、夏の消費電力削減が求められる中、PC製品を節電しながら効果的に使用する方法などを紹介するという。
■日本ヒューレット・パッカード 個人向けPC夏モデル(2011年6月1日発表)
日本HP、個人向けデスクトップPC夏モデル発表 - 新オールインワンPCが登場
日本HP、30度傾斜するオールインワンPCフラグシップ「TouchSmart 610 PC」
日本HP、セパレート型デスクトップPCのデザインを一新 - 3機種が登場
日本HP、「TouchSmart」「Omni」オールインワンPC3機種をリニューアル
HP TouchSmart 610 PC
「HP TouchSmart 610 PC」は、フルHD対応の23インチワイド液晶タッチパネルを搭載するオールインワンPCのフラグシップモデル。タッチの操作性を高めるために最大30度まで傾斜可能な「ピタゴラスイング」機構を搭載している。直販モデルは109,830円より、量販店モデルの店頭予想価格は180,000円前後より。いずれも6月下旬より販売開始となる。
HP Pavilion Desktop PCシリーズ
セパレート型のデスクトップPC「HP Pavilion Desktop PCシリーズ」も2年ぶりのフルモデルチェンジ。高級感とエレガントなたたずまいを融合した新しいデザインコンセプトを全製品に採用した。いずれも東京生産で、直販モデルは6月1日より販売開始、量販店モデルは6月中旬より順次販売が開始される。
フラグシップ・ミニタワーPC「HP Pavilion Desktop PC h8シリーズ」は、「HPEシリーズ」の後継となる拡張性の高い製品。直販モデルが69,930円からで6月1日販売開始。量販店モデルは店頭予想価格160,000円前後で6月中旬より販売開始の予定。
スリム・プレミアムPC「HP Pavilion Desktop s5シリーズ」は、直販モデルが45,990円より、量販店モデルが95,000円前後より。ミニタワーPCのバリューモデル「HP Pavilion Desktop p7シリーズ」は、直販モデルが39,900円より、量販店モデルが60,000円前後より。
オールインワンPC3機種
「HP TouchSmart 610 PC」以外のオールインワンPC3機種も、プロセッサやグラフィックなどの機能を強化して登場となる。
「HP TouchSmart 310 PC」は直販モデルが64,890円より、量販店モデルの店頭予想価格は110,000円前後より。6月下旬より販売開始の予定。
「HP Omni 200」は直販モデルが49,980円よりで6月1日販売開始。量販店モデルは店頭予想価格130,000円前後で6月中旬より販売開始の予定。なおこの機種は、東京生産のモデルとなる。
「HP Omni 100」は量販店のみの販売。店頭予想価格は70,000円前後で、6月中旬より販売開始の予定。
液晶ディスプレイなど
デスクトップPC製品と同時に、液晶ディスプレイ3機種とポータブルハードディスク1機種が発表されている。ディスプレイのうち、「HP x2301 23インチワイド アクア・スリムLEDモニター」は、最薄部約9.8mmという超薄型フォルム。デザインもアルミニウムの質感をいかした高級感のあるものとなっている。量販店のみの取り扱いで店頭予想価格は35,000円前後、6月中旬より販売開始となる。