東邦銀行は31日、震災復興支援通販「さすけねぇ ふくしま!」のカタログ冊子が完成したと発表した。今後「カタログ冊子」を本支店のATMコーナーなどに配置すると共に、全国の地方銀行、生命保険・損害保険会社などに協力を呼びかけたいとしている。
同通販事業は、風評被害等で苦しむ県内の食品関連事業者の商品の販売手段を広げるとともに売上に貢献するために同行が企画・協賛した事業。5月18日には専門業者によるWebサイト上での販売が開始されている。
さすけねぇとは、福島弁で「差し支えない・問題ない・大丈夫」の意味。味噌や酒、かまぼこなど福島の特産品ばかりを取り扱い、掲載商品数は88アイテムに上る。送料は全国一律無料。Webサイト上での販売開始後、既に関東地方や九州地方の地方銀行から購入協力の申し出があるなど、福島県を応援するメッセージが寄せられているという。同行は「今後も各種施策を通じて福島県産品のイメージ回復・売上回復に寄与してまいりたいと考えております」としている。