旅行中は、「観光名所+自分(たち)」を記念にのこしたい! という願望がわき上がることもしばしば。けれど、大聖堂やオペラハウスなどの大きな建物をバックに「自分撮り」するのは案外難しい。ちゃんと画面に入っているのか撮影中はわからないし、そもそも建物が写りきらなかったりするし…とあきらめモードになることも。

フレームを開いたムービー撮影スタイル。フルHDムービーのほか、スローモーション映像が楽しめるハイスピードムービーも採用している

そんなときに威力を発揮してくれるのが、EX-TR100の回転する液晶。レンズだけではなく液晶も自分のほうに向ければ、「ちゃんと写っているかどうか」を撮る前に確認できるし、"広角21mm"という強い味方が腕を伸ばしただけでも大きい建物をフレームの中にとらえてくれる。

液晶を見ながら、撮影したい瞬間に画面にタッチ

通常撮影のほか、フレームを回転させることで、ユニークな構図にも挑戦できる

背の高い像+自分、という1人で撮影するには難しいシーンにも便利

ちなみに、単焦点レンズ(開放値F2.8)を搭載するEX-TR100では、複数枚の画像情報を合成するマルチフレーム超解像技術を使用した「プレミアムズーム」を採用。画質の劣化を防ぎつつ2倍までのズームに対応しているのも特徴です。

360度のパノラマ写真をつくろう

旅行先での撮影でオススメしたいのが「スライドパノラマ」。この機能、壮大な風景に出会ったときに、その全てをのこしておきたい! という想いをカタチにしてくれる"優秀くん"なのです。

操作は簡単。スライドパノラマに設定したら、撮影しながらカメラをスライドさせるだけ。連写した画像をつないで360度のパノラマ写真に合成してくれる。旅行後に、「ここの雰囲気好きだったな」と記憶を甦らせてくれるのが嬉しい! 連写写真を合成するときは、自動で顔や動いている被写体を避けながら合成するらしく、つなぎ目が目立たない! というのもスライドパノラマの特徴のようです。

例えば、普通に撮るとこんな風景も…

右→左でぐるっと撮影。左→右、上→下、下→上などカメラを動かす方向を選択できるので空間に合わせて活用できる

アーティスト気分で街を切り取る

さらに街中撮影で、一部のデジカメユーザーの間では既に話題になっている「HDRアート」を体験! EX-TR100には、従来機種にひき続き、高速連写を応用し、白とびや黒つぶれを抑える「HDR」機能が採用されているけれど、HDRアートでは高速連写した画像を合成する際に、局所的にコントラストや彩度を調整することで、"芸術的"な画像を楽しめちゃうのです。言葉で説明されただけでは「?」と思うHDRアートは試してこそ、その面白さがやみつきになる。

右が「HDRアート機能」を使用した写真

建物も新聞も遊具も、このとおり!

こんな風に、ちょっとしたアーティスト気分を味わえる、HDRアートの画像変換は、カシオが提供する「イメージングスクエア」というWEB上のサービスで"疑似体験"することもできます。……つづきを読む

これは日本で撮影。乗り物は味が出ます