ヤマハは、高品位な音色とボックス型鍵盤を搭載したシンプルな電子キーボード、piaggeroブランドの新製品「NP-31」、「NP-31S」、「NP-11」を7月1日に発売する。価格はオープンで、販売想定価格はNP-31、NP-31Sが3万円前後、NP-11が2万円前後。

NP-11(画像上)、NP-31S(画像中央)、NP-31(画像下)の3製品は、軽量コンパクトなボディーに高品位なピアノサウンドや表現力豊かな鍵盤、ステレオアンプ・スピーカーなどを搭載し、本格的なピアノ演奏を手軽に楽しめる

今回発売された3製品は、piaggeroシリーズの中でも、コンパクトなボディとシンプルで使いやすい機能を追求したモデル。オプションでソフトケースやスタンドも用意されており、乾電池での駆動も可能で屋内外を問わず、さまざまな場所で気軽に演奏を楽しむことができる。NP-31/NP-31Sは、重さ5.7kgのコンパクトなボディに、段階的にタッチの重さが変わる「グレードソフトタッチ鍵盤」76鍵を装備。鍵盤を弾く強さに応じて音量が変わる「タッチレスポンス」機能にも対応する。さらに、同社のコンサートグランドピアノをサンプリングした、高音質なピアノ音をはじめとする10音色を搭載している。一方、NP-11は、NP-31/31Sとほぼ同様の機能を搭載した61鍵モデルとなっている。なお、全機種に30分間演奏(使用)しないと自動的に電源が切れる「オートパワーオフモード」を採用し、節電にも配慮がなされている。