2012年のNHK大河ドラマ『平清盛』の女性キャストが26日、東京・渋谷の同局で発表された。
前列左から、成海璃子、深田恭子、松山ケンイチ、武井咲、松雪泰子後列左から、加藤あい、和久井映見、田中麗奈、檀れい、りょう 拡大画像を見る |
今回発表されたのは9人で、うち7人が大河ドラマ初出演というフレッシュなキャストがそろった。源義経の母で清盛の側室となる常盤御前を演じ、時代劇初挑戦となる武井は「ドラマに出演し始めてからまだ2年たたないのですが、所作をしっかりと身につけてしっかりと演じたい」と意気込み、王家に嫁いだ平滋子(建春門院)を演じる成海は「緊張していますが、楽しみでもあります。精一杯頑張ります!」と緊張した面持ちを見せた。
女性陣に囲まれた主人公・平清盛を演じる松山は「美しい方々ばかりで凄く緊張します。男性キャスト発表の時よりも記者の数が多いんじゃないですか(笑)」と照れ笑い。そんな松山が演じる清盛の妻で、平家一門の栄華を極めた時子を演じる深田は『天地人』以来2度目の大河ドラマ出演で「荒々しく強い男というイメージがある清盛を支える強い女として、力強く演じたいです」と穏やかに語った。ほか、清盛の最初の妻・高階明子を加藤あい、清盛の義父である平忠盛の妻・藤原宗子を和久井映見、源義朝の妻・由良御前を田中麗奈がそれぞれ演じ、武家の女たちの物語を彩る。
また、物語前半の大きな柱となる、鳥羽上皇(三上博史)、後白河天皇(松田翔太)を巡る王家の女性たちは、白河法皇と禁断の恋によって崇徳天皇(ARATA)を宿し、災いの元凶を生んだ藤原璋子(待賢門院)を檀れい、璋子に使える堀河局をりょう、中流貴族出身ながらも、鳥羽法皇に入内して璋子と正室の座を争う藤原得子(美福門院)を松雪泰子が演じる。