ワコムのペンタブレットなどを使い、ペンの特性を活かした様々な無料アプリを楽しむことができる「Bamboo Apps」。パズルゲーム「Paper Cakes」に続いて、Bamboo Appsで提供されている無料ゲームアプリ「Cutter」を試してみる。
タイトル通りに、色々なものを斬る爽快なゲーム「Cutter」
パズルゲームは解けると楽しいが、難しくなってくると逆にストレスが溜まる。Paper Cakesのようなゲームに行き詰まった時にオススメなのが「Cutter」だ。このCutterは、その名の通り色々なものを斬るだけという単純明快なゲームだ。
Cutterでは、日本を意識したステージが4つ用意されている。ステージ構成は、伸びてくる竹を居合抜きする「Bamboo forest」、飛んでくる般若の面などを斬る「Garden of Peace」、巻き藁(居合抜きや弓道の的にする、藁を巻いたアレだ)をばっさり斬る「Temple of Contemplation」、岩山(!)を切る「Monolithic Coast」の4ステージとなっている。
操作方法は非常に簡単で、画面上でペンを素早く動かしなぞるだけ。この操作だけで、日本刀を振り回すリアルな音とともに、竹や岩をバッサリと斬れる。このゲームでは、ペンの移動速度や角度が重要で、慣れるまでは、空振りしてしまう。コツを掴んでバッサリ斬れた時の爽快感はなかなかのものだ。気持ち良くて、つい夢中で斬りまくってしまう。
「ただ単に斬るだけではつまらない」という人には、「Monolithic Coast」ステージがオススメ。このステージでは、岩を斬り、どれだけ細かく分割できるかを競う仕様になっている。岩を斜めに斬ると、岩がずれ落ちてしまうので、水平垂直に注意しながら斬り刻むと良い。
今回紹介したCutterは非常に単純なゲームだが、このゲームで求められるような、素早く的確な動きはマウスでは無理。ペンというツールでこそ、楽しめるゲームと言えるだろう。
Bamboo Appsのアプリは、どれもペンというツールを使った楽しさを追求している。マウスや指での操作とはまた違った、ペンでの操作を楽しんで欲しい。次回は、クリエイティブで活用できるBamboo Appsの無料アプリを紹介する予定。