パナソニックは25日、タテ型デザインのデジタルムービーカメラ「HX-WA10」「HX-DC15」「HX-DC1」の3モデルを6月25日に発売すると発表した。いずれも価格はオープンで、推定市場価格はHX-WA10が4万5,000円前後、HX-DC15が5万円前後、HX-DC1が3万5,000円前後。

「HX-WA10」。カラーはサンシャインオレンジ、サターンブラック、オーシャンブルーの3色

今回発表された3モデルは、人間工学に基づいたエルゴノミクスデザインを採用し、グリップ感の高いタテ型に設計された小型・軽量のデジタルムービーカメラ。1920×1080画素のフルハイビジョンムービーを撮影できるほか、HX-WA10とHX-DC15は最大1,600万画素、HX-DC1では最大1,400万画素の静止画撮影も行える。

静止画撮影時で光学5倍となるズームレンズを搭載し、動画撮影時ではMOSセンサー画素エリアを有効活用することで、12倍ズーム(30p撮影時)が可能となっている。また、新高画質エンジンに搭載された3次元ノイズリダクションによって、低照度撮影時の描写性能が向上しており、夜間撮影などでもノイズを抑えたクリアな映像を撮影することが可能。

動画のファイル形式にMP4を採用し、Windowsでは付属ソフトを使用することでYouTubeやFacebookへのアップロードが簡単に行える。また、Macに取り込む場合は、iMovieに最適な記録フォーマット「iFrameモード」(960×540ピクセル)を利用することができる。

「HX-DC15」カラーはオニキスブラックのみ

「HX-DC1」カラーはスマートグレー、クールホワイト、スウィートピンクの3色

そのほか、撮影ボタンを押している間に連続写真を一時記録し、指を離した瞬間に直前からの連続写真をメディアに記録する「リバース連写機能」、カメラがシーンを自動認識して最適な設定で撮影が行える「おまかせiAモード」(WA10 / DC15のみ)などの機能を搭載する。

HX-WA10は、JIS防水保護等級IPX8相当の防水対応モデルで、水深3mまでの水中撮影も可能。水中らしい色合いに自動で調整する「水中モード」では、操作音などによる雑音や気泡の破裂音なども低減する。

内蔵メモリーは、HX-WA10とHX-DC1が約80MBで、HX-DC15は16GB。いずれのモデルもSD / SDHC / SDXCカードに対応する。本体サイズは、HX-WA10が92(W)mm×123.7(H)mm×41.2(D)mm、HX-DC15とHX-DC1が86.2(W)mm×120.8(H)mm×38.1(D)mm。質量は、HX-WA10が約232g、HX-DC15が約162g、HX-DC1が約163g。