野村アセットマネジメントは25日、金融機関向けに「iPad」を通じて、投資信託や資産運用に関する情報、解説などの各種コンテンツ提供を開始すると発表した。
モーニングスターが提供する「iPad」用アプリケーションで提供するコンテンツは、投資の初心者向けに資産運用の必要性と資産運用のコツを解説する内容や、投資の中・上級者向けに投資信託の中身や最新の投資信託の特徴を分かりやすく伝える情報――など。既に、投資信託を保有している顧客に対するアフターサービスや、新たに投資信託を購入する投資家層への販売にあたって金融機関が活用できる内容を多く盛り込んだ。
雑誌を読むようにページをめくる機能や、文字の拡大・縮小、必要な情報への迅速なアクセスといった「iPad」の特長を活かして、金融機関の担当者と投資家の効果的な双方向コミュニケーションを支援する。
同社は「今後とも、投資家への情報提供の充実や、投資信託を販売する金融機関に対する支援等を通じて、幅広い層への投資信託の普及に努めていく」としている。