レノボ・ジャパンは24日、IdeaPadのプレミアムモデルという位置付けの12.5型ノートPC「IdeaPad U260」を発表した。薄型・軽量で、英語版キーボードを標準搭載し、レザータッチのパームレストやマグネシウム合金ボディなど、スタイリッシュな外観が特徴だ。なお、本製品は国内限定1,000台のみの販売となっており、発売はビックカメラ、ヨドバシカメラPC取扱店全店を通して、5月27日より開始する。店頭予想価格は100,000円。

「IdeaPad U260」

従来機種にあたる11.6型「IdeaPad U160」比でワンサイズ大きな液晶を備えるが、重さは同等の1.35kg、厚さは18mmという薄型・軽量ボディを実現している。CPUはIntelの超低電圧版(ULV)プロセッサを採用しており、パフォーマンスを向上。また、クラシカルなレザータッチのパームレストや、質感に優れるマグネシウム合金を使用した、つなぎ目のないワンピース構成のモカブラウン色のカバーを採用するなど、デザインを非常に重視している。なおデザイン性で言えば、梱包の外箱まで高級感のある特別なものを用意しているといい、「ギフトとしても喜ばれるパッケージ」(同社)となっているという。

ほか特別な機能としては、キーボードは英語版を標準搭載としているほか、防水設計ながら空気を通し、キーを通して熱を分散させる構造の"呼吸する"キーボードをうたっており、キータッチも人間工学に基づいた設計で、指に優しく心地良いタッチを可能にしたという。本体には明かりセンサーも内蔵しており、周辺環境の明るさを感知することで、最適な画面輝度に自動で調節することもできる。

主な仕様は、ディスプレイは12.5型LED液晶(1,366×768ドット、光沢なし)、CPUがIntel Core i5-470UM(1.33GHz)、チップセットがMobile Intel QS57 Express、グラフィックスは統合型のIntel HD Graphics、メモリが4GB DDR3(PC3-10600/4GB×1)、HDDが320GB SATA、OSがWindows 7 Home Premium 32bit版。主なインタフェースは、GigabitEthernet、IEEE802.11b/g/n、Bluetooth V2.1+EDR、USB 2.0×2、D-Sub、HDMI、30万画素Webカメラ、オーディオ入出力。本体サイズ/重量はW318×D204.5×H18/約1.35kg。バッテリ駆動時間は約4.4時間。