損害保険ジャパンはこのほど、環境省が設立した「エコ・ファースト制度」認定企業として節電の取り組みを策定し、環境大臣との約束の会において夏の節電の約束を宣言したと発表した。
「エコ・ファースト制度」とは、企業の環境保全に関する取組みを促進していくため、2008年4月に環境省が設立した制度。企業が環境大臣に対し、地球温暖化対策や廃棄物・リサイクル対策など自社の環境保全に関する取り組みを約束し、認定を受ける仕組みで、同社は2008年11月に認定されている。
今回、同社では、関東地方および東北地方における同社の2010年7月~9月の最大使用電力と比較し、本年同時期の使用電力を前年比で15%以上削減するため、「エコ・ファースト 2011年夏の節電の約束」を宣言。その取り組みとしては、「社員・代理店を巻き込んだ地道な節電の取り組み」「各店舗における節電キーパーの選任、責任もって対応する仕組みの構築」「大口需要事業所における自家発電の活用の検討」を実施するといい、全社的には照明の間引き・消灯、設定温度など空調管理の徹底、コピー機やPCなどの待機電力の消灯、節電ビズの実施などに取り組むとしている。