京都市交通局はこのほど、オリジナル応援キャラクター「太秦 萌(うずまさもえ)」を作成した。地下鉄の利用を促進するための若手職員増客チーム「燃え燃えチャレンジ班」の発案という。地下鉄の階段に消費カロリーとメッセージを表示する「燃え燃えプロジェクト」で、積極的な地下鉄と階段の利用をアピールするとのこと。

京都地下鉄キャラクター「太秦 萌(うずまさもえ 17歳)」

同キャラクターは17歳、身長157cm、体重47kgという設定。性格は「元気で活発、真面目だが天然な部分もある。頑張っている人を自然と応援してしまう。」(同局)。「燃え燃えプロジェクト」を応援するため、ポスターやホームページなどの広報媒体に登場するという。作者名は非公開(職員の家族)とのこと。

地下鉄駅階段の消費カロリーとメッセージの表示は「燃え燃えプロジェクト」の第2弾。実施場所は地下鉄烏丸線「京都駅」中央階段、地下鉄烏丸線「四条駅」北階段と南階段、地下鉄東西線「京都市役所前駅」東階段と西階段。22日から実施しているという。

地下鉄は階段があるから「ホームまで遠い」「時間が掛かる」と敬遠されがち。そこで「階段を使うと健康になれる」というプラスイメージへ転換し、乗客の階段利用を促す。その結果としてエレベーターやエスカレーターの混雑緩和を図り、環境に優しい地下鉄の御利用を促進するとのこと。

同局は階段の消費カロリー表示を利用したキャンペーン「燃え燃えプロジェクト 30日間チャレンジへGO!」も実施する。交通局ホームページからダウンロードした計算シートに階段の利用状況を入力し、30日分の実施結果を送付すると、抽選で10名に交通局オリジナルグッズをプレゼントするとのこと。

同プロジェクトを発案した若手職員増客チームは公募職員19名によって結成された。地下鉄・市バスの増客を目指した「京都市地下鉄5万人増客推進本部」の下部組織という。