コーレルは20日、圧縮ユーティリティソフト「WinZip」シリーズ最新版となる「WinZip 15」のダウンロード販売を同社Webサイトで開始した。価格はStandard版が3,990円、バックアップや自動化機能などの機能を持つPro版が6,720円。対応OSは、Windows XP / Vista / 7。同社Webサイトでは体験版も設置してある。

製品はファイルの圧縮・解凍、圧縮ファイルの暗号化、データのバックアップや共有と、ファイルの圧縮・解凍を通して業務効率化までもをフォローする20年以上の実績を持つ圧縮ユーティリティソフト。最新のZipエンジンを搭載し圧縮性能の向上が図られており従来比で25%以上、マルチコアプロセッサを活用したZipx形式で30%以上の高速圧縮を実現しているという。

「WinZip デスクトップ ガジェット」(同社Webサイトより)

ユーザーインタフェースには、圧縮・解凍から展開できる様々な機能を一覧できるメニューが表示されており、暗号化やパスワード、CD/DVD作成、FTPアップロード、メール送信から1クリックで圧縮し、保管・バックアップする機能と充実している。新バージョンでは、「WinZip デスクトップ ガジェット」も搭載し、ドラッグ&ドロップでファイルを圧縮且つメール送信するなど、さらに使い勝手のよい圧縮ユーティリティとなっている。

起動ユーザーインタフェース(同社Webサイトより)

またメール機能の強化も図られており、Windows Live HotmailやGmail、Yahoo!メールなどWebメールサービスをメール機能におけるプリセットととして利用できるほか、Pro版においてはメールでバックアップやログファイルの自動送信なども行える。