ロモジャパンは、17mm超広角レンズ搭載のフィルムカメラ「LOMO LC-Wide」を発売した。価格は、38,850円。
ロモグラフィーを代表するコンパクトカメラであるLOMO LC-Aが登場してから27年、後継機と呼ばれるLOMO LC-A+が2006年に登場。LOMO LC-Wideは、これらロモグラフィーを代表するカメラの意思を受け継ぎながらも全く新しい機能を備えたカメラ。
LOMO LC-Wide最大の特徴は、超広角な17mm Minigon 1 Lensを搭載したこと。新開発のレンズは、約40cmまで被写体に近づいて撮影することが可能なだけでなく、広角レンズ特有の四隅の歪みも少なく、広い範囲を手軽に撮影することが可能。ロモグラフィーのカメラならではの、周辺光量落ちや、ヴィヴィッドな発色も健在という。17mmレンズの搭載により、パノラマ写真から接写写真まで多くのカメラファンの期待に応えるカメラに仕上がっているという。
また、超広角な通常のL判撮影フォーマット(フルフレームフォーマット)だけではなく、懐かしい真四角フォーマット(スクエアフォーマット)、ハーフフレームフォーマット(36枚撮りフィルムで最大72枚撮影可能)から撮影フォーマットを選択し、撮影することが可能となっている。
画面サイズ | 36x24mm(35mm標準サイズ)、24x24mm(スクエアフォーマット)、17x24mm(ハーフフレームフォーマット) |
---|---|
使用フィルム | 標準135(35mm)フィルム(カラーネガ、スライド、白黒) |
レンズ | 17mm Minigon 1 ウルトラワイドアングルレンズ |
焦点距離 | 17mm |
開放F値 | F4.5 |
画角 | 103°(標準モード)、89°(スクエアフォーマット)、81°(ハーフフレームフォーマット) |
撮影距離 | 0.4m - ∞ |
最高速シャッタースピード | 1/500秒 |
最低速シャッタースピード | 無制限 |
露出 | プログラムオートマチック |
測光範囲 | 無制限 - EV18 |
多重露光撮影 | 独立MXスイッチにより可能 |
フィルム感度(ASA/ISO)連動範囲 | 100,200,400,800,1600 |
フラッシュ接点 | X接点接続用ホットシュー(後幕シンクロ) |
三脚ネジ穴 | 標準1/4 |
ケーブルレリーズ | 一般的なケーブルレリーズ穴装備 |
本体サイズ | 108(W)mm×68(H)mm×44.5(D)mm |
重量 | 220g(フィルム、電池なし) |
パッケージ内容 | LOMO LC-Wideカメラ本体、電池、ケーブルレリーズ、ハンドストラップ、35mmフィルム2本、ハードカバーLOMO LC-Wide & LC-A+写真集、スクエアフォーマット撮影用マスク&ハーフフレームフォーマット撮影用マスク、取扱説明書、保証書(保証期間:6カ月)、保管用木箱 |