トヨタは、コンパクトモデル「シエンタ」をマイナーチェンジし、新グレード「DICE(ダイス)」と「X "Lパッケージ"」を追加して、6月13日から発売する。価格は157万5000円~197万3500円。ボディカラーには、新色のマルーンブラウンマイカとライトブルーマイカメタリックを追加した全8色が用意される。同時にシエンタベースのメーカー特装車「ウェルキャブ」も改良、ベース車同様の新グレードを追加して発売する。価格は176万円~210万円。

シエンタ(左:X "Lパッケージ"、右:DICE)

今回のマイナーチェンジでは、リヤコンビネーションランプのデザインを変更したほか、インテリアではシート表皮を変更、アナログメーターの視認性を高め、ステアリングホイールにシルバー加飾を施して質感を向上したという。また、2WDでエンジンやトランスミッション、オルタネーターの制御を改良し、燃費を10・15モードで従来比+0.6kmの19.2km/L(JC08モードでは17.2km/L)に向上、「平成22年度燃費基準+20%」を達成し、「平成17年度基準排出ガス75%低減レベル」とあわせ、環境対応車普及促進税制により、自動車取得税と自動車重量税が50%減税される。

新たに追加された新グレード「DICE」は、専用デザインのフロントバンパーやグリル、ヘッドランプ、リヤコンビネーションランプと、専用グレーメタリック塗装の専用ホイールキャップなどを装着した、アクティブな外観デザインとしたモデル。ボディカラーには専用色ボルドーマイカメタリックが用意される。インテリアでは、シルバー基調の専用アナログメーターや、本革巻3本スポークステアリングホイールなど、他グレードと差別化されているという。

また、「X "Lパッケージ"」は、オートレベリング機能付きディスチャージヘッドランプや、助手席側パワースライドドアを標準装備したモデル。

シエンタ DICE(2WD、ボルドーマイカメタリック)

シエンタ DICEインテリア(2WD、内装色:グレー、オプション装着車)

シエンタ X "Lパッケージ"(2WD、ライトブルーマイカメタリック)

シエンタ Xインテリア(内装色:アイボリー、オプション装着車)

シエンタ G・X"Lパッケージ"・Xインテリア(内装色:アイボリー)

シートアレンジ(ベビーカーインモード)