メルセデス・ベンツ日本は、新型の2シーターオープンカー「SLK」を7年ぶりにフルモデルチェンジし、5月18日にWeb発表会を行なうと同時に、予約注文の受付を開始した。納車開始は7月頃の予定。価格は525万円から770万円。
メルセデス・ベンツ SLKは、1997年にリトラクタブルハードトップを備えた全天候型オープンカーとして登場。2004年に第2世代モデルとなり、今回のモデルで3代目となる。
ロングノーズ・ショートデッキの基本プロポーションは従来と同じだが、SLS AMGや新型CLSをイメージさせるダイナミックなフロントデザインとなり、LEDドライビングライト、LEDポジショニングライトも装備した。新たに採用される「マジックスカイコントロール パノラミックバリオルーフ」は、ルーフの濃淡を切り替えることができるもので、季節や天候を問わずオープンエアなみの開放感が味わえるとしている(9月より納車予定)。
インテリアは、センターコンソールを中心に左右に広がるデザイン。ライト点灯時には、LEDのアンビエントライトが赤く浮かび上がる。また、冬のオープンドライブ時に乗員の首周りを温風で温めるエアスカーフを先代に続き搭載している。
搭載されるエンジンは、パワフルで燃費経済性を高めたもの。「SLK 200 BlueEFFICIENCY」(Sports含む)は、直噴ターボの1.8L(リッター)直列4気筒エンジン。最高出力135kW(184PS)を発揮し、最大トルクは従来型より10Nm向上した250Nmとなっている。トランスミッションは7速オートマティックの「7G-TRONIC PLUS」となる。
「SLK 350 BlueEFFICIENCY」は新開発のV型6気筒の3.5L直噴エンジンを搭載。希薄燃焼を可能とした最先端技術や、アイドリングストップ機能を採用。最高出力306PS、最大トルク370Nmを得ながら、7.1L/100km(約14.1Km/L)という経済性を実現している(数値は全てヨーロッパ仕様車参考値)。
また、今回のモデルはメルセデス・ベンツ日本として始めてWebにて新車発表会が行なわれた。5月18日以降はいつでも見ることができる。以下の画像の一部はWeb発表会用のもの。