日立アプライアンスは19日、賃貸住宅や二世帯住宅などのミニキッチンに搭載する、本体幅45cmのコンパクト2口IHクッキングヒーター「HT-40」を25日に発売すると発表した。価格は16万5,900円。

コンパクト2口IHクッキングヒーター「HT-40」

同製品は、コンパクトモデルながら本格調理が可能な大火力3.0kWのIHヒーターを左側に、右側には2.0kWのIHヒーターを搭載した2口IHクッキングヒーター。どちらも鉄・ステンレス鍋対応で、左ヒーターは12段階、右ヒーターでは10段階の火力調節が行える。

左右両方のIHヒーターには、それぞれの中央と周辺の計4カ所にサーミスタータイプの温度センサーを採用した同社独自の「4温度センサー」を搭載。常温から約300度までの鍋底温度を広範囲に検知し、鍋が高温になった場合は自動で運転を停止する。そのほか、鍋無し自動停止や金属小物検知自動停止、切り忘れ防止自動停止などの安全機能も用意されている。

操作部は、「弱火」「中火」「強火」キーを押すだけで火力を変えられる「ワンタッチ火力調節キー」を採用。次のキー操作が必要な場合にはランプが光ってナビゲーションする機能や、子どもなどがスイッチに触ってもすべてのヒーターが作動しないチャイルドロック機能も搭載する。

本体の上面には、汚れがふき取りやすいガラス製のトッププレートが採用され、排気カバーも簡単に取り外しできる構造のため、手入れが容易とのこと。外形寸法は、450(W)mm×520(D)mm×76(H)mmで、本体埋め込み厚さは65mm。質量は約8.5kg。