セイコーエプソンは18日、A3ノビ対応顔料インクジェットプリンター「PX-5V」が、"カメラグランプリ2011 カメラ記者クラブ賞"に選ばれたと発表した。

「PX-5V」

カメラグランプリ2011は、日本の代表的な写真・カメラ誌11誌で構成されるカメラ記者クラブが主催しており、"カメラ記者クラブ賞"は、カメラ記者クラブのメンバーが選んだ、大衆性、話題性、先進性に優れた製品に対して贈られる。1990年の同賞設立以来、プリンターとしての受賞したのは同製品が初となる。

受賞の理由としては、階調豊かな顔料系K3インクを9色用いており、ビビッドマゼンタ、ビビッドライトマゼンタを使用することで、これまでインクジェットプリンターでは再現が難しいとされていたブルー、バイオレット領域まで、豊かな色再編を可能にしたこと。そして、シャープなだけでなく立体感に富む印刷品質を実現したことや、ガイド機能つきの液晶モニターを搭載して操作やメンテナンスを容易にするなど、「大衆性、話題性、先進性に優れた製品」に贈られる同賞に相応しいプリンターと評価されたとのこと。