日立アプライアンスは18日、同社独自の「焼き蒸し調理」に新開発の加熱方法を加えた、過熱水蒸気オーブンレンジ「焼き蒸し調理 ヘルシーシェフ」(MRO-JV300)を6月10日に発売すると発表した。価格はオープンで、推定市場価格は約14万円。
同製品は、マイクロ波で皿を発熱させて食品が焼ける「はかって両面グリル皿」と、スチームを充満させて蒸すことが可能な「焼き蒸しふた」を使用した、「焼き蒸し調理」が行えるオーブンレンジ。レンジ・スチーム・オーブン・過熱水蒸気を組み合わせた新開発の加熱方法を採用することで、従来の焼き餃子や蒸し野菜炒めなどに加えて、ショウロンポウや中華ちまきなどの点心メニューも調理可能になっている。
さらに、マカロンや蒸しドーナツ、カステラといったスイーツなどのメニューも加わり、従来は302だったオートメニューの数を371に拡充。付属クッキングガイドのレシピ数も、従来の405から478へと拡充している。
メニュー操作が簡単に行える液晶タッチパネルも新搭載されており、メニュー番号や調理方法、材料などから目的のメニューを選びやすくなったとのこと。また、各メニューに必要な付属品や材料を表示する機能や、手動レンジ加熱の設定内容を大きな文字で表示する機能も採用している。
3つの重量センサーで食品の重さや位置を感知して、火力や加熱時間を自動調整する「トリプル重量センサー」も引き続き搭載。あらかじめ計測した食器の重さを差し引いて、食品の重さに合った加熱をユーザの好みの温かさで仕上げる「わがや流あたため」なども利用できる。
外形寸法は500(W)mm×449(D)mm×408(H)mmで、総庫内容量は33L、重量は21kg。設置する際は、左右と背面を壁に付けることができ、上方に10cmの放熱スペースが必要。
このほか、「はかって両面グリル皿」と「焼き蒸しふた」を搭載した「焼き蒸し調理 ヘルシーシェフ」(MRO-JV200)も同時に発売される。価格はオープンで、推定市場価格は約11万円。