アイ・オー・データ機器は、DDR3-1600(PC3-12800)に標準対応したDRAMチップを搭載したデスクトップPC向けのSDRAM DIMM「BDY12800」シリーズを、PCパーツ系のショップ限定で販売を開始した。ラインナップは4GB(2GB×2枚組)など全4製品で、価格はオープン、店頭予想価格は5,300円前後より。

「BDY-12800」シリーズ

DDR3-1600(PC3-12800)対応の高品質なDRAMチップを搭載。DDR3-1333(PC3-10600)対応DRAMチップのオーバークロックによってDDR3-1600(PC3-12800)対応としている製品と比較して、より安定した動作、さらなるオーバークロック(サポート外)が望めるとしている。

6層基盤を採用し、規格はDDR3-1600(PC3-12800)でJEDEC準拠、動作クロックは1,600MHz、駆動電圧は1.5V、CASレイテンシはCL11(11-11-11)。転送レートは、シングルチャネル時が12.8GB/s、デュアルチャネル時が25.6GB/s、トリプルチャネル時が38.4GB/s。

ラインナップと店頭予想価格は、4GB(2GB×2枚組)の「BDY12800-2GX2」が5,300円前後、6GB(2GB×3枚組)の「BDY12800-2GX3」が7,800円前後、8GB(4GB×2枚組)の「BDY12800-4GX2」が9,400円前後、12GB(4GB×3枚組)の「BDY12800-4GX3」が14,000円前後。

2011年5月18日の時点で販売中のショップは、パソコン工房の秋葉原店(東京)と日本橋店(大阪)だが、取り扱うショップの順次拡大を予定している。