レノボ・ジャパンは17日、エントリ向けワークステーション「ThinkStation Eシリーズ」の新製品として、Sandy Bridge世代のCore i3またはXeon E3プロセッサを搭載し、グラフィックスにNVIDIA Quadroシリーズを組み合わせることができる「ThinkStation E30」を発表した。同社Web直販サイトでは6月3日より販売を開始し、基本ラインナップモデルの価格は92,400円~256,200円。
主な仕様は、CPUがIntel Core i3-2100またはIntel Xeon E3-1220/1235/1240/1245/1275/1280などから選択可能、最大16GBのDDR3メモリを搭載可能、最大4TBのHDDを搭載可能、グラフィックスは内蔵グラフィックスまたはNVIDIA Quadro NVS 300またはQuadro 400/600/2000から選択可能など。本体サイズ/重量はW175×D431×H426mm/11.2kg。初期導入済OSはWindows 7 Professional SP1 64bitで、動作確認OSはWindows 7 Professional 32/64bit、Windows XP Professional 32/64bit、Red Hat Enterprise Linux 6.0、PC DOS。
ほか、本製品は"グリーン設計のワークステーション"とされており、アイドリング時で24dBの静音性、RoHS指令の遵守、ENERGY STARRへの適合、およそ2,000種類の潜在的危険物質の有無の確認を含むGREENGUARD Environmental Institute(GEI)テストの合格、米国環境保護庁(EPA)の電子製品環境アセスメント・ツールであるEPEAT Goldの認定、国際規格であるTCO認証の取得などがうたわれている。