エプソンダイレクトは17日、ミドルタワー型デスクトップPCの新製品「Endeavor Pro5000」を発表し、同日より販売を開始した。基本構成価格は106,680円で、BTOによるカスタマイズに対応。またあわせて、販売中のミニタワーPC「Endeavor LX9000」のオプションとして「OSなし」が選択可能となっている。

Endeavor Pro5000(写真のディスプレイはオプション)

「Endeavor Pro5000」は、CPUとして第2世代Intel CoreのCore i3-2100/i5-2400/i5-2500/i7-2600が選択可能。SATA3.0にも対応、SSDもオプションとして選択可能など、最新テクノロジーを採用している。

ケースは新開発の「フロントI/Oユニット」を搭載した使いやすいもので、ユニットの位置は設置時の状況にあわせて3基ある5インチベイのどこにでも移動できる。従来モデルで好評のHDDフロントアクセスや拡張時に工具が不要なツールフリー構造も継承した。

HDDのシャドウベイは前面からアクセス可能

フロントI/Oユニットはベイから取り外して位置を変更できる

基本構成時の主な仕様は、CPUがIntel Core i3-2100(3.1GHz)、チップセットがIntel P67 Express、グラフィックスがATI Radeon HD 5450(512MB)、メモリがPC3-10600 2GB(2GB×1、最大16GB)、ストレージが250GB SATA HDD、光学ドライブがDVD-ROMドライブ、OSがWindows 7 Home Premium SP1 32bit版。

インタフェースは、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、USB 3.0×2、USB 2.0×7、PS/2×2p、D-Sub×1。DVI-I×1、HDMI出力×1、ヘッドホン出力×1、マイク入力×2、ライン入力×1、フロントスピーカー/ライン出力×1、センタースピーカー/サブウーファー出力×1、リアスピーカー出力×1、サイドスピーカー出力×1。サイズ・重量は、W217×D500×H471mm(キャリングハンドル装着時)、約18.3kg(基本構成時)。

Endeavor LX9000

Endeavor LX9000(写真のディスプレイはオプション)

「Endeavor LX9000」は、これまでTurboLinux搭載モデルとして販売されていたもの。Linuxの多様なディストリビューションからユーザーが選択したものをインストールできるオプションとして、「OSなし」が選択可能になった。この「OSなし」オプションの提供開始にあたり、「Ubuntu Ready PC」としての動作確認を行っている。「OSなし」を選択した場合の販売価格は45,150円より。