東芝は16日、液晶一体型デスクトップPC「dynabook Qosmio D711」の夏モデルとして、Core i7-2630QM/Core i5-2410M/次世代Pentiumと幅広いCPUラインナップの3機種を発表した。最上位モデル「D711/T9C」でBDXL対応のブルーレイドライブを搭載するなど、CPU以外も強化されている。カラーはリュクスホワイト、プレシャスブラック、シャイニーレッドの3色。発売は5月20日より順次、店頭予想価格は14万円台半ばより。
D711/T9C
最上位モデルの「D711/T9C」は、CPUにCore i7-2630Mを搭載。HDD容量も大容量の2TBとなり、ブルーレイドライブはBDXL対応となった。映像専用プロセッサ"SpursEngine"を内蔵しており、テレビ機能は3波ダブルチューナー搭載。店頭予想価格は20万円台半ば。
主な仕様は、CPUがCore i7-2630QM(2.0GHz)、チップセットがMobile Intel HM65 Express、グラフィックスがIntel HD Graphics 3000(CPU内蔵)、メモリがPC3-10600 4GB(2TB×2、最大8GB)、ストレージが2TB SATA HDD、光学ドライブがブルーレイディスクドライブ(BDXL対応)、ディスプレイが21.5型ワイドTFTカラーClear SuperView LED液晶(1,920×1,080ドット)、OSがWindows 7 Home Premium 64bit版。
インタフェースは、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、USB 3.0×2、USB 2.0×4、HDMI入力、D4映像入力、約130万画素Webカメラ、3波対応デジタルテレビチューナー×2など。Adobe Premiere Elements 8が付属する。サイズ・重量は、約W531×D190×H405mm、約8.5kg。
D711/T7C、D711/T5C
Core i5-2410M(2.30GHz)搭載の「D711/T7C」は、店頭予想価格180,000円前後。CPU以外の相違点は、HDD容量が1TBとなり、光学ドライブがBDXL非対応になるところ。また、SpursEngineも搭載せず、Adobe Premiere Elementsも付属しない。
次世代Pentium搭載の「D711/T5C」は、店頭予想価格が14万円台半ば。CPU関連の詳細仕様は未公開だが、その他の上位モデルとの違いとしては、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブになり、テレビチューナーは地上デジタル放送のみ対応のものが1基となる。
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