NTTドコモは16日、OSにAndroid 2.3を採用したドコモ スマートフォンの新製品「F-12C」(富士通製)を発表した。ディスプレイには明るい場所でも見やすい高精彩スーパークリア液晶を搭載。周囲の環境やユーザーの年齢に応じて、最適な聞きやすさの音声を提供する「スーパーはっきりボイス3」などの音声テクノロジーを備える。7~8月に発売予定。

F-12C

F-12Cは、OSにAndroid 2.3(Gingerbread)を採用し、タッチディスプレイに約3.7インチのTFT液晶を搭載したスマートフォン。寸法・重量は119×60×9.9mm・110g。薄型軽量のコンパクトサイズながら防水に対応。810万画素CMOSカメラを搭載し、HDムービーの撮影が可能。デザインでは、トラベルケースの世界的ブランド「GLOBE-TROTTER」とコラボレーションしている。

テザリング機能を搭載していて、WiFiルーターとしても利用でき、最大5台の端末からアクセスが可能。6月に一部地域で開始予定の受信時最大14MbpsのFOMA高速データ通信にも対応している。「NX! Comfort UI」によるオリジナルのホーム画面は、次の操作をサポートする使いやすいインターフェースを実現。音声操作アプリで使いたいアプリや使い方ガイドを呼び出すことが可能となっている。そのほか、おサイフケータイや赤外線通信などの基本機能にも対応。

寸法 約119×60×9.9mm(最厚部 約10.6mm)
質量 約110g
連続待受時間(3G/GSM[静止時]) 約420時間/280時間
連続通話時間(3GGSM) 約320分/290分
メインディスプレイ 約3.7インチ(480×800ドット)TFT液晶(16,777,216色)
外部メモリ microSD(最大2GB)/microSDHC(最大32GB)
外側カメラ 約810万画素 CMOS
内側カメラ -
Black、Rose Gold