ソニー銀行は16日、外貨預金の取り扱い通貨に、「ブラジルレアル」を追加すると発表した。外貨預金でブラジルレアルを取り扱うのは、邦銀として初めてという。
今回の追加により、ソニー銀行の外貨預金は、米ドル・ユーロ・英ポンド・豪ドル・NZドル・カナダドル・スイスフラン・香港ドル・ブラジルレアルの9通貨となる。金利水準の高さなどから注目される新興国通貨をラインアップに加えることで、「個人の顧客の多様な外貨運用ニーズに応える」(ソニー銀行)。
「ブラジルレアル」も他の通貨と同様に、対円での取り引きに加え、対米ドルでの取り引き、指値による取り引きが可能。為替コスト(通常)は対円での取り引きの場合、1ブラジルレアルにつき100銭(1円)となる。
なお、ブラジルレアル定期預金は募集型での取り扱いとなり、随時、サービスサイト上で募集条件(適用金利・預け入れ期間)や募集期間を案内し、募集期間中申し込みを受け付ける。
ブラジルレアル定期預金金利(2011年5月17日募集開始の金利)は、1カ月5.00%(税引き後4.00%)、3カ月5.30%(税引き後4.24%)となっている。